初回のSAPSリハーサルで
”BESTを尽くす”
ということをARTっ子達に伝えて、これまで共に取り組んできました。
では、その”BEST”はいつ、どこで、何のために、どうやって発揮していくのでしょう?
行き先が定められていなければ、そのBESTを尽くしたつもりが”実はまだBESTじゃなかった!”ということにもなりかねません。
「目標やゴールの設定」というワードを受け、ARTっ子達の取り組み方は改めて”ゴール”を意識したものへと変化していたのをすぐに感じました。
そして、改めて品川校の今まで歩んで来た歴史についても触れたリハーサルとなりました。
今年で11回目の発表会が開催される品川校。
そんな品川校が立ち上がったのは2008年12月1日。
一番最初に立ち上がったのは月曜クラスでした。続いてその翌年以降に火曜・木曜・土曜クラスが開講し、発表会を開催してきました。
そこから、「もっと挑戦したい!!」という気持ちを持つARTっ子が増え、それに応える形で始まったのが、品川発表会での3部=SAPSです。
10年以上の歴史を持つ品川校。通ってくれているARTっ子の中には、幼稚園や保育園時代から、高校生になるまで続けていてくれているメンバーも。
11年の中で、町田発表会へ品川校のARTっ子が出演したり、町田・亀有校のARTっ子がSAPSを通して品川発表会に出演するということが増え、徐々に繋がりができてきています。
昨年、第10回SPACE ARTダンススクール品川発表会「ハタチ」を経て、お互いにグッと距離の近づいた各校のARTっ子達。
SAPSという舞台を通し、ひとつのものを成し遂げ、そこから生まれた沢山の感動・幸せ、全てのものをお互いにシェアしていくこと、誰かに届けていくということを地域を超えてやっていくということに触れた発表会でもあったと思います。
品川校のARTっ子達は、長く通い、共に品川校の歴史を作り上げて来たメンバーが集まり、仲もよく、より親密に、温かく、ファミリー感を持っています。
現在は町田・品川と分かれてリハーサルを行っていますが、今回のSAPSでは合同でひとつの舞台を作り上げていくことになります。
それぞれに違った歴史があるため、それぞれ違う雰囲気、特徴がありますが
今回のSAPSで、「品川発表会を最高の舞台にしたい。品川校をより良くしていきたい!」という気持ちは、メンバー一同同じはずです。
SPACE ARTダンススクール 品川校で開催される、この発表会。
そして品川校で開催される舞台で作り上げている「pocketive」。
品川校のARTっ子達には、自分達のスクール、
そして自分達が今日に至るまで積み重ねてきた歴史に誇りを持ち、
町田で練習を重ねているメンバーと合同でリハーサルをやっていく時も、
堂々と品川校のスクール生であることに胸を張って取り組んでいくこと、
そのファミリー感を持って温かく町田の出演メンバーを受け入れ、
より力を合わせ、力を発揮していってほしいと感じた、リハーサルとなりました。