SPACE ARTダンススクール Official WebSite リニューアルに伴い
One Point LessonをWebでスタートします!
是非、スキルアップにお役立てください!
今回はバランストレーニング『スタピライゼーション』第4弾!
前回は体の向きが側面に向いているトレーニング姿勢を紹介しました。
今回は、『仰向け』の新しいトレーニングをご紹介します。
はじめに、準備姿勢・基本姿勢の確認です。
準備姿勢
◇支点(地面につく部位)
・肩 / 足の裏 / 両手
☆Point☆
・肩=左右の肩甲骨に均等に負荷が掛ける
・足の裏=つま先に体重を載せる
・両手=手の平を地面 / 斜めに広げバランスを保つ
・体幹部を直線に
・肩と膝で長方形を描くように
・腰をしっかり張る
準備姿勢 ~悪い例~
注意点
・かかとに体重がある
→正しい筋肉をトレーニング出来ません。
・腰が下がる
→腰を痛めてしまう原因になる事もあります。
これだけでも、キツい!と感じるかもしれません。
準備姿勢でも、正しい姿勢であれば「キツい!」はずです。
だからこそトレーニングになるので、成長した自分をイメージして楽しんで行いましょう!
さらに、レベルアップさせた、発展姿勢をご紹介します。
負荷の掛かり方が変わって来ますので、自分の筋力レベルに合わせて実施してください
◇発展姿勢-1
準備姿勢から、右足を上げます。
☆Point☆
・肩~腰~膝~つま先が直線!
・つま先まで意識を張る
・支点になる足は、つま先体重で!
写真の場合、左足の裏側からおしり(臀部)までに、ググッと負担がかかります。
これは、キックを戻す時に使用する筋肉が鍛えられます。
更に、右足を上げると、「左肩甲骨」に負荷がかかる感覚になると思います。
同時に、左上部の腹筋~右下部の腹筋までのラインに負荷が掛かります。
これは、ポージングのシンメ意識など、対角線の動きに必要な筋力が鍛えられています。
意識をするだけで効果も変わるので、意識してみて下さい。
◇発展姿勢-1 (悪い例)
注意点
・かかとに体重がかかる
・腰が下がっている
・上げている足が曲がっている
正しい形で行っているつもりでも、この様な姿勢はよく見られます。
自分でも意識を持つ事、出来れば誰かに見てもらいながら行うと、アドバイスが貰えて
正しい形を早くマスター出来ます。
トレーニング方法
・準備姿勢を取る
↓
・発展姿勢で静止
※20〜30秒を 2〜4セット行う
※左右対称に実施
↓
・準備姿勢に戻る
🗒最後に…
この「仰向け」のトレーニングは、比較的効果の出易いトレーニングです。
おしり(臀部)の筋肉は、ジャンプの着地時や、急激な体重移動の際に必要な筋肉です。
「ジャンプの着地バランスがブレてしまう」「踊りが安定しづらい」
などの悩みを持っている方は、着地の衝撃をおしり(臀部)の筋肉も使ってあげるだけで
大分安定します。
普段の生活からつま先体重を意識しておくと、自然におしり(臀部)が鍛えられますし
ダンスを行う上で必要なバランス力が自然と鍛えられる事になります。
是非是非、私生活から改善を行ってみて下さい!!