SPACE ARTダンススクール Official WebSite リニューアルに伴い
One Point LessonをWebでスタートします!
是非、スキルアップにお役立てください!
今回は、首周りのストレッチ方法をご紹介します。
首のストレッチは簡単そうですが
意外にも、正しいポジションでストレッチ出来ない様子を、頻繁に見かけます。
「ポイント」理解して実施しましょう!
それでは、解説スタートです。
◇ストレッチ-1
首の側面を伸ばすストレッチです。
※今回は首を右側に倒すストレッチです。
※左右均等に行ってくださいね!
☆Point☆
・体幹を整える
・右手=左の側頭部 / 左手=背中に回す
・首の中心を支点にして、首を右へ傾ける
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
と呼ばれる筋肉を伸ばします。
首を曲げたり、回転させるのに重要な役割を持った筋肉です。
注意点
・「左肩」を上げない
首を傾けた際、一緒に左肩が上がってしまうと、効果が下がってしまいます。
💡ちなみに…
片手を背中側に回さないと言うやり方もありますが、こうする事で肩が上がるのを防いでくれます。
更に効果を上げるために、ストレッチ中も左肩を下げる意識をするとより効果があがります。
◇ストレッチ-2
首の前面を伸ばすストレッチです。
☆Point☆
・体幹を整える
・両手を胸の前でクロスし肩を押さえる
・首の中心を支点にし、首を後ろへ傾ける
胸骨舌骨筋(きょうこつぜっこつきん)
と呼ばれる筋肉を伸ばします。
注意点
・「胸」を上げない
首を後ろに傾けた際、胸が上がってしまうと効果が下がってしまいます。
💡ちなみに…
両手を胸の前でクロスし肩を押さえる事で、胸が上がったり、開くのを防いでいます。
更に効果を上げるために、ストレッチ中も胸を下げる意識をするとより効果があがります。
◇ストレッチ-3
首の後ろ側を伸ばすストレッチです。
☆Point☆
・体幹を整える
・両手で後頭部を押さえる
・首の中心を支点にして、首を前に傾ける
頭板状筋(とうばんじょうきん)
と呼ばれる筋肉を伸ばします。
注意点
・「背中」を丸めない
体幹をしっかり整え、少し胸を張ってください。
また、あまり急激なストレッチはせず、ゆっくりと伸ばす事をおススメします。
💡ちなみに…
急な負担や過度の負担をかけすぎてしまうとムチ打ちなどの症状になるので注意しましょう。
ストレッチしたい箇所を正しく伸ばすために
「支点」を定め「姿勢」を正す事が重要です。
この意識は、ダンスの基礎でもある「アイソレーション」にも、とても活きてきます。
つまりストレッチを正しく実施出来れば、ダンスも上手になると言う事です!
首回りを痛めてしまうと、長引く傾向があります。
是非、怪我予防にも繋がる今回のストレッチを実施してみて下さい!