SPACE ARTダンススクール Official WebSite リニューアルに伴い
One Point LessonをWebでスタートします!
是非、スキルアップにお役立てください!
今回は、「JAZZダンス」や「アクロバット」などで多く必要とされる柔軟姿勢
「スプリット」の紹介です。
ジュッテジャンプや前方倒立回転などで使用します。
HIPHOPなどでも、大きく踏み込んだりダイナミックなパフォーマンスに
繋がりやすくなります!
それでは解説スタートです!
スプリットとは...
英和辞典で調べると、
幾つかの表現が込められている様ですが、
「裂く(さく)」
と言う意味が一番適切だと思われます。
「前後開脚」とも言いますので、
~足を前後に開く姿勢のストレッチ~
と、認識しておけば間違いはないと思います。
ここでストレッチされる筋肉は
•前足=「大腿二頭筋」(だいたいにとうきん)
•後足=「大腿四頭筋」(だいたいしとうきん)
です。
もちろん、他の筋肉・筋も伸ばされますが、今回はこの二つに焦点を絞りたいと思います。
難しく感じる方は
~太ももの前と後ろの筋肉~と考えてくれて構いません。
◇ストレッチ-1
「大腿二頭筋」「大腿四頭筋」
のストレッチです
☆Point☆
・骨盤を傾けず、正面でキープ。
・前後に開いた膝から膝が真っ直ぐ直線に
なるように意識。
・骨盤を徐々に地面に付けていく。
~初心者・スプリットの形が辛すぎる〜
という方にオススメのストレッチです!
注意点
骨盤が傾いている状態では、筋肉が正しくストレッチされません。
大切なのは、骨盤がきちんと正面を向いている事です。
(胸だけが正面を向くと言う形に気を付けて下さい)
👍余裕のある人は…
10cm~15cm程の段差に前足を置き、同様にストレッチすると、
より大きく伸ばす事ができるので、是非チャレンジしてみてください。
◇ストレッチ-2
「大腿二頭筋」「ハムストリング」
(足の裏面にある複数の筋肉)
のストレッチです
☆Point☆
・伸ばした足の膝が曲がらないように。
・足先をフレックス(足首を曲げる)にして
つま先が天井を向く様に。
・腰が膝よりも後ろに下がらないように。
・おへそから下方へ下げていく。
(頭だけ下げないように!)
~ハムストリング中心のストレッチですが、もも裏にも利くので紹介します。〜
注意点
「痛い」と感じ易いストレッチですが、無理に伸ばす事は避けて下さい。
~ちょっと痛いかも~
くらいの感覚の所で、呼吸が出来るポジションくらいがちょうどいいです。
継続して行う事で少しずつ可動範囲も広がりますので
「一回で柔らかくする事」よりも「続ける事」に、力を注いで下さい。
💡ちなみに…
このストレッチが「固い」人は、キック・ジャンプのテクニックでも
悩みを抱えている場合が多いです。
時間の掛かる部位なので、根気よく続けて下さい。
半年~1年程継続した人は、必ずテクニックにも効果が現れています。
◇ストレッチ-3(スプリット)
いよいよスプリットです。
☆Point☆
・前足後足ともにターンアウトする
(外側にひねる)
・無理に骨盤を地面に付けず
手で支えながら徐々に下げていく
~ストレッチ-1&2を十分に実施してから、スプリットを実施すると
筋肉がほぐれた状態から行う事ができるので、安全にストレッチできます。〜
注意点
股関節との関係です。
前足は「内」に、後ろは「外」に膝が行き過ぎないように注意し
「ターンアウト」する事が一番のポイントです。
💡ちなみに…
一人一人伸ばせる長さは違うので、
固い人は、始めから地面に付けずに自分自身にあった位置でキープし、
徐々に地面に近づけるようにしていきましょう!
以上がスプリットのストレッチでした!
スプリットで伸ばす筋肉は
「Y字バランス」「キック」「ジャンプ」などの技に活用されます。
またハムストリングを鍛える事で怪我のリスクなども下げる事ができるので
是非トレーニングを重ねてみてください!